原作岸部露伴は動かないの最初のエピソード。
私の中で一番印象に残っているストーリーです。
NHKでドラマの放送が始まった後、ドラマ化を一番待っていたストーリーです。
映画化にあたって、一番心配していたのは、時間の尺ですね。
この短い話をいかに2時間にするのか?
映画の対談でも語っていましたが、その後にもスポットを当てて描くことで話のボリュームを増やしているとのこと。
原作では、懺悔室で懺悔を聞き終わって終わりますが、そのあと呪いが降りかかる娘の話が続いていきます。
確かに間延びしていなくて、視聴後も満足のいく内容でした。
最後の落ちは少し想像できましたが、よくできたストーリーになっています。
イタリアのきれいな街並みも見どころ。
荒木飛呂彦ファンとしては満足な映画になっているのではないでしょうか。
玉城ティナさんの透き通るような演技も良かったです。
飯豊さんの、空気読めない泉さんは、相変わらずいいアクセントになっていました。
